寂しがりやのウサギさん

「わー。これ可愛くない?」

「どれどれ?」

「宇佐美ちゃんに似合いそうだね。」

「あ、あの。お揃いにしたい…です…」

「「え?」」

恥ずかしいし断られたらどうしようって思った。でも勇気を出して言ってみた。

「だ、ダメかな?」

((上目遣い反則だよ///))

「いいよ?宇佐美ちゃんの持ってるそれにする?」

「羽和それ気に入ったんだろ?ならそれにしよ?」

「うん!ありがとう。」

私がピンクゴールド、伊藤君がホワイトゴールド、空夢がイエローゴールド。お揃いのリングネックレス。私は嬉しくて胸が高鳴った。その高鳴りのまま会計をしに行った。