はい。来ちゃいました〜。どこにかって?空夢達とクレープ買いに来たの。私一人テンションおかしいのはきっと気のせい。

「わー。どれも美味しそ〜」

「クスッ逃げないんだからゆっくり決めていいよ?」

クレープって言ったら苺?それともチョコ?ん〜。どれも美味しそうだしな。

「苺とチョコどっちがいいかな?私決めらんないや。空夢決めて?」

「ん〜。あ、こういうのはどう?今日苺で明日はチョコ。」

「それいい。名案だよ。」

空夢って頭いいんだね。ん?てことはまた明日も一緒に帰れる?そう考えたら少し嬉しくなってきた。

そして私と伊藤君は苺、鈴奈ちゃんがバナナ、空夢がティラミス。そしてもちろん?

「「「空夢(桐原)ありがとう」」」

「どういたしまして。」 

空夢の奢りです。そして後でわかったことなんだけど鈴奈ちゃん以外は2駅先のところに住んでるんだ。だからこれから3人で雑貨屋さんとか回ったりするんだ。鈴奈ちゃんは凄くいじけてたけど。

「何気このメンツは初じゃね?まぁさっきもそうなのか?」

「そうだね。席近い同士集まった感じ。」

「俺と羽和はそんなんじゃなくても一緒だよな〜」

そう言って肩を抱き寄せられちゃった。どうしよう。すっごく恥ずかしいんだけど。