ワケあって、イケメン先生と同居始めます。

すれ違いざまに人を睨むって事は無いよね…。


頭の中は、さっきの女の人の事で一杯だ。


「こんな時…先生がいればな…」


部屋の扉を開けると、ほのかに香水の香りがした。


(香水…?)


先生はいつも香水なんてつけないし…、私だって香水はつけない。


(女モノの香水だよね…この匂い…)


思い当たるのは…


「先生の…彼女…?」