ワケあって、イケメン先生と同居始めます。

「おっ…もうそろそろ帰りなよ。」


やっぱり今日も先生に言われるまで居座り続けた。


「帰りたくない!ずっと先生といたい!」


「鈴も~先生といたい~」


「千音も!先生帰りたくないな。」


先生が困った顔をするって分かってても、言いたくなる。


「帰りなさい。あんま遅いと、痴漢とかに狙われるよ。皆可愛いから。」


なんだ、タラシ?にしても…


「先生…似合ってる。その台詞。」


「何だ?千音。何か?」


いやっ…何も無いです!


「優、鈴!帰ろっか。」


これ以上いると…家に帰ってからが怖い。


「分かった!千音が言うなら帰る!」


「鈴も~」


勢い良く立ち上がって、先生にお辞儀をする。


「ありがとうございました!帰ります。」