ワケあって、イケメン先生と同居始めます。

調理がひと段落して、先生の秘蔵の本たちを眺める。


「多いな…。一生かかっても読みきれない量かも…」


壁一面に本、本、本だ。


「凄く趣味偏ってるけど。」


ミステリーが好きなのかな?有名な作家さんのがズラッと並んでいる。


本を片手に取ろうとしたその時。


「なーにしてんの?」


「先生!」


ソファの上で、頬杖をついて二カッと笑ってみせる。


「起きてたんなら言って下さい…」


どこまで独り言聞かれてたんだろ?気になる…。


「良い匂いしてるな~って思って起きた。ついさっき。」


「先にカレー作っておきましたよ。先生何しても起きなかったんで。」


何してもと言う程は…何もしてないけど。先生はそこに食いつくと思ってた。


「何したの?起きない俺に。」