ワケあって、イケメン先生と同居始めます。

「ごめんね。ちゃんと教えるから怒んなって。な?」


すぐに頭を撫でてくる。


それに一々ドキッとするから、たちが悪い。


先生にコントロールされてるみたいな感じ…。


「ここのマンションは、セキュリティがしっかりし過ぎてるから、部屋番号が別に振られてるんだ。俺の部屋の番号は『1715』だから、ここで、その番号を入力すると、あのデカイ扉が開くってわけ。」


「へー。」


私が知らない間に、技術って進歩してたんだな…と感心する。


「んじゃ、入れてみ。」


先生に背中を押され、私の腰くらいの高さの機械に触れてみる。


  ピピピピ。


「いい音だ~。」


「千音って毎回毎回反応がスゴイよね…。」


「どういう風にスゴイのか、10文字以内で説明して下さい。」


「ごめんて。」


そうこうしてるうちに、扉が開いた。


「行きますよ。千音さん。」


先生に手を引かれ、中に吸い込まれていく。


(傍から見たら…カップルとかに見えるのかな…)




なんて思ったって、先生に言ったら、またバカにされちゃうから、絶対に言わないよ。