「あっ、もうこんな時間!幸香、スーパー行くよ!」


「何、買出し?」


「そうよ、ハイ動く。千音ちゃん、光希、お邪魔しました。」


「はーい。また来てください。」


幸香ちゃんが大きくなってくるにつれて、顔立ちがどんどん希望さんに似てきた。


「千音、悠里貸して。」


先生から悠里をぶんどられるのにももう慣れた…。


「光希さん。」


「ん?」



「ずっと一緒にいましょうね。」




家族も増えて、幸せいっぱいの毎日。


これ以上の幸せを望むのは欲張りすぎるかも知れないけど、これだけは譲れない。


「あったりまえだろ。」


大好きな人と笑って過ごす毎日を、大切にすることを。





   
   私は誓います。






       Fin