ワケあって、イケメン先生と同居始めます。

「いつもの優だったらこんな所で遠慮なんてしないのに。別に変な気とか遣わなくていいからね。」


現に鈴があれだし。と小さく呟くと、優が吹き出した。


「あははっ!ごめん、優なんか弱気になってたっぽい。千音に説教されるなんてなー。」


「その言い方は酷いよ!」


あ…この感じ。いつもの楽しいやり取りだ。


「ありがと。」


別に感謝される様なことはしてないのに…お礼言われるなんて変な感じだな。


「どういたしまして…?」


明るい笑顔をちらりと見せて、優も海里くんの所に行った。


私から3歩程離れたところで振り返り、


「千音、どんな話か期待してもいい?」


何を意味の分からないことを。


「いいよ。特にすごい話でもないけど。」