ワケあって、イケメン先生と同居始めます。

先生の目がどんどん険しくなってくる。


「私の独り言だと思って聞いて下さいね。」


精一杯の笑顔で言ってみる。


「さすがに、他人事には聞けないね。こんだけ聞いちゃったら。」


「そうですか…」


もう一度、話を戻す。


「3つ上のお姉ちゃんだったんですけど…。私、母に昔から嫌われてたから、お姉ちゃんしか頼れる人…いなかったんです。」


家族の中で、お姉ちゃんが一番好きだった。


なのに…。


「今の男、すぐに暴力振るってくるんです。それで、いつもお姉ちゃん、私の代わりに殴られてました。」


「ろくでもない奴だな…」


「はい。私もそう思います。」


酒を飲むと暴れて、それでも母親はとめたりしなかった。