ワケあって、イケメン先生と同居始めます。

「何てこと言うんですか!」


「冗談、冗談。」


くくくと、喉で笑いながら私を手で制止する。


「反発できるくらいには落ち着いた?」


優しい目に心臓がドクンと激しく動き出す。


(その目…ズルイです…)


「落ち着きました…」


じっと私の目を見る先生の目から、視線を逸らさない。


「千音って、ちゃんと目、見てくれるんだね。」


「何の話ですか?」


「何でもない。こっちの話。」


とだけ言って、私の横に座る。


「何があったか教えてもらって良い?」


真っ暗な空に小さく星が光った。


そんな気がした。