ワケあって、イケメン先生と同居始めます。

「千音?どした。調子悪いのか?」


優に心配そうに顔を覗きこまれる。


「ううん、そんな事ないよ。気のせいじゃない?」


「ほんとか?何かあったら言えよな!」


先生がいなくなってから、こうやって夜遅くまで優たちと遊ぶことが多くなった。


(一昔前の私に戻った気分…。)


先生の所に居候する前は、家に帰りたくなくて、こうやって毎日遊んでたっけ。


「何か…懐かしいな…」


「千音、何か言った?」


「な…何も言ってないよ」


カラオケでいくらうるさくても、優と鈴は私の事を気にかけてくれる。


そういう所が…大好きなんだよね。


「そういや~、千音、帰らなくて大丈夫なの~?」


「ほんとに。最近、夜誘っても来なかったのに、どした?」


「何でも無いよ!本当に」


どうせ家に帰っても誰もいないし、寂しさを紛らわすためにもこっちの方がいい。


(私…最近面倒くさい方向に走ってるかも…)


先生がいなくて、ちょっと病んできたかな…。