ワケあって、イケメン先生と同居始めます。

【光希side】


朝、眠い頭で部屋の片付けをしていたら、珍しくノックがあった。


「はい。誰?」


「失礼しますよ、先生。」


ここらのイントネーションとは違った、心地のいい関西弁が聞こえてくる。


「何だ、春空か。」


「何だとはひどいやないですか。俺今傷ついとんですから。」


「何?また千音に振られでもした?」


あれから、千音には内緒にしてるけどこうやってたまに春空と話す。


「さすがに二回振られるんはきついですけどね。」


「でも実際振られたんでしょ?」


「はい。そのとおりです。」


事細かに話は聞いてる。てか、しゃべらせた。


「千音の友達にいじめられたんですよ。あいつらばっかり千音にくっついて…全くひどいもんや。」


「女に嫉妬するなんて…お前、嫉妬する相手間違ってないか?」


「いいや。合っとると思いますよ。」


もちろん、春空に言わせてばかりじゃつりあわないから、こっちだってそれなりの事は伝えてる。