ワケあって、イケメン先生と同居始めます。

学校の施錠は午後9時と、かなり遅めだ。


(まだ電気付いてる…)


9時になるまでは、多くは無いが、ちらほら生徒は残っている。


『英語準備室』のある校舎に走って向かう。


靴を脱ぐのも時間の無駄のように感じたから、そこらに脱ぎ捨てた。


「は、は…はぁ…」


いつもなら、優たちと話しながらで楽しい廊下も、今は泣きたいくらい静かだった。


(泣きたいくらいじゃない…もう泣いてるよ…)