ワケあって、イケメン先生と同居始めます。

「早く寝なよ。まだ高校生なんだし、育ち盛りでしょ。」


「放っておいてください。身長なんてもうとっくの昔に止まりました。」


ここ3年くらい1cmたりとも伸びてない。


「あら、残念。まぁ程ほどにしとけよな。」


ひらひら手を振りながら寝室に消えていく。


「せんせ…!」


そんな先生の後ろ姿を見ていると、なんだか悲しくなってくる。


なぜかは…分からないけど。


「どした?」


「私が終わるまで…待っててもらえますか?」


もう夜の11時を過ぎた頃。


今日は色々な事があったからかなり眠い。


「一緒に寝たいの?」


「……はい。」


メガネの奥の瞳が柔らかく微笑む。


「可愛いワガママだね。俺だって眠いのに。」


「すいません…。」


私の横にストンと腰を下ろし、じっと私を見つめる。


「千音のお願いは聞いてあげる。その代わり、俺のお願いもきいて。」


「何ですか?内容によりますけど…」





「キスさせてください。」