ワケあって、イケメン先生と同居始めます。

「いっ…いきなり止めてください!何ですか酔っ払い!」


「ははっ。顔真っ赤じゃん。」


机の上に置いてあったメガネを手に取りながら私をバカにする。


「いい加減慣れてくれないと困るんだけどな。」


「慣れられませんよ…こんなの…」


ほんと心臓に悪い。まだバクバクいってる。


「かーわい千音ちゃん。」


「何なんですか…ほんとに。」


さっきまであんなに可愛かった先生がどこかに行ってしまった。


「希望にバレちゃったのは、ちょっともったいなかったかな…。」


「何のことですか?」


「こっちの話。何も無いよ。」


「そうですか…」


恥ずかしさを紛らわすために、もう一度シャーペンを握る。


「ねぇ、千音。もう一回キスしていい?」


「だっだめに決まってます!」


先生がこんなに変な事を言うのは、きっとまだお酒が残ってるからなんだ。


「先生、まだ酔ってますか?」


「何言ってんの?もう酒なんて抜けてるって。」


これだから、大人ってずるい。



どこまでも私のペースを乱してくる。