ワケあって、イケメン先生と同居始めます。

「せ…先生!いい加減理由説明して下さい!」


「こんだけされて、まだ分かんないの?」


先生の瞳が私に絡み付いてくる。


「ねぇ…今日、帰り誰と帰った?」


思わず体がピクッと反応する。


「な、何の事ですか…。」


「とぼけても無駄だって。バカなの?」


私の手首を押さえつける先生の手に、力がこもってくる。


「春空と…帰りました…」


押さえられている手首が地味に痛くて、それだけを簡潔に言った。


「ふーん。あの男ってさ、千音が今悩んでる原因?」


「……はい…。」


逆らえないような無言の圧力に負けてしまう。


「しかもさ、手、繋いでた?」


だめだ…何もかもバレてる…。


「はい。」


「否定しないんだ?何?アイツの事好きなの?」