ワケあって、イケメン先生と同居始めます。

「で、先生はどう思います?」


「うーん。」


さっきの質問への答えを求めると、先生は唸りだした。


(そんなに難しい質問じゃないと思うんだけど…な)


ぱっと先生が向き直った。


「そもそも、そういう事を俺に聞いてくるあたりアウトだと思う。」


「え…?」


かなり予想外の答えでびっくりした…。


「自分が弱ってますって、助けてくださいってアピールになりかねないね。」


「じゃあ、悩み相談とかしない方がいいんですか?」


「その人限定とかだとヤバイね。」


聞いても聞いても謎は深まるばかりで、何の解決にもならない。


「他の男に悩み相談とかしたの?」


メガネの奥でニヤリと笑ってる先生はすごくイジワルそうな顔をしている。


「してないですよ。大丈夫です。」



こうやって、私たちはほのかに自分の気持ちを伝え合う。