ワケあって、イケメン先生と同居始めます。

「というわけで、もうチビちゃんは寝なさい。」


そっと唇から手を離して、机の方に向かう先生。


「もう子供じゃないですし。」


「俺から見たら子供だよ。」


確かに…そう言われれば…。


「先生、今から何するんですか?」


パソコンの電源をつける先生は、あまり気乗りしていないようにも見える。


「残ってた仕事だよ。明日までには片付けないとな。」


胸の一部がポカンと空いたような感覚…。


「何?俺と寝られなくて残念?」


それだ。足りなかったものは。


「そうですね。そうかもしれません。私、まだ子供ですから。」


ちょっとだけ笑ってみせると、先生は目を大きくさせてその後笑った。


「分かりました。じゃ、千音が寝るまで一緒にいてやるよ。」


イジワルも言うけど、最後は優しくしてくれるんだよね。


「先生、大好きです。」


もちろん、こんな言葉は口には出せないけど。