ワケあって、イケメン先生と同居始めます。

「あー。もう!何なんだよ!」


「先生、そんなキレないでください。良いじゃないですか。女子高生と絡めて。嬉しいんでしょ。」


ちょっと先生をおちょくってみる。


「何が良いか。アイツら香水くさいんだよ。」


優なんか特に香水キツイもんね…。


「大変でしたね。」


「何だよ。人事みたいにっ!」


ココアを淹れながらもまだ怒っている先生に一つ質問をしてみた。


「先生…。」


「ん?」


どんな時にも、親身になって話を聞いてくれるから、私は先生の事が好きなんだろうな。


「掴み所の無い男の子って…何考えてるんですかね?」