ワケあって、イケメン先生と同居始めます。

(そういや…先生もよくよく考えてみると掴み所無いよね。)


何考えてるか分かんないし…。


「千音、どうした?考え事?」


妙にするどいし…。


「大丈夫ですよ。ちょっと眠いだけです。」


「そう?なら良いけど。」


優と鈴に両方の手を掴まれてる先生は、どことなく、チャラいようにも見える。


実際はそんな事ないんだけどね。


「せんせ~。うちのクラスに転校生来たの知ってる~?」


「知ってるよ。かなりの美形だったね。」


「先生もそう思うんだ!優たちもそう思ってさ、質問攻めにしてみたんだけど、イマイチ反応鈍くて!面白くないなって!」


溜まってた鬱憤を晴らしていく優たち。


先生はそれを『うんうん』と聞く。


「初めてこっちに来た人にあの質問攻めは無いと…思うんだけど。」


優たちの質問攻めのツラさを先生は知ってるから、春空に同情したんだろう。


「え~。そっかな~?先生がそう言うんなら、鈴、春空くんに近づくの止めるね~」


「そこまでは…言ってないよ。」