ワケあって、イケメン先生と同居始めます。

(それ以外に考えようが無いしな…)


最初はあんなに軽そうな感じだったのに、今となっては多分、私よりガード固いよ。


「優、鈴、もう止めてあげなって。春空困っちゃうよ。」


もしそうだったら可哀想だなって思って、助け舟を出してあげた。


「そう?ごめんね。春空くん。」


優がしょんぼりしたような顔を一瞬だけして、春空の前を退いた。


「まぁいいけど、ごめんな。何か悪い事したみたいで。」


相変わらずの柔らかい笑顔で二カッと笑って見せる春空は、本当に自分が悪いと思って謝ったのだろうか。


(悪いの…私たちなのに…)


掴み所の無い男の子って不気味だ…。