ワケあって、イケメン先生と同居始めます。

「ははっ」


私を離して、優たちに教えるために使っていた鉛筆を削りだした。


「先生って…マイペースですよね。」


散々人の事乱しといて、それは何だ。


「マイペースっていうか、他人に乱されないだけ。」


間違ってないから、余計に腹が立つ。


「そうですか。分かりましたよ。」


何でこんな人を好きになってしまったのか。


「千音、飴いる?」


飴?もちろん欲しいけど…先生の顔見たくない。


「いります。」


顔はそっぽを向けたまま、手を伸ばす。


「こっち向いてくれないと、あげられないんだな。」


その意味はすぐに分かった。