私の気持ちに気づいて…

桃香の家ってここなんだな……

そう思っていると桃香の前にうずくまっている影が見つけた

誰だ?不審者か?

俺は怪訝に思い影を睨みつける

……あれ?もしかして、こいつ……

「……る、瑠衣?」

隣で不安そうに声をかける桃香

その途端顔をバッと上げたのは、やっぱり近藤だ

桃香を見るなり桃香に抱きつく

その時に手は自然と離れてしまい、少し名残惜しい

近藤は女って分かってるけど……妬きそう

「馬鹿!馬鹿桃!心配したんだからな!
 ………無事でよかった」

少し涙声で叫ぶ近藤

ずっと……心配だったんだな

桃香は、近藤をギュッと抱きしめ返して

「心配かけてごめんね、瑠衣。
 心配してくれてありがと」

笑顔で桃香が言うと近藤も笑顔で頷く

お互い顔を見合わせて笑顔になっている

俺はそんな微笑ましい光景に口角が少し上がった