私の気持ちに気づいて…

パァン

その音が駅前に響く

何事かと通行人が俺等を見てきたのがわかる

そんな事を気にしないで近藤は俺を睨む

「あんた、最低
 桃が誘ったのに断って女と遊んだの?
 遊びで桃に近づくんじゃねぇよ」

最後の方は男口調で言い放つ近藤

「……悪い」

そう言うと近藤に軽く腹を殴られた

「バーカ!私じゃなくて桃に言え
 ……桃が家に帰ってないんだ
 お前が探してみつけてこい」

帰ってない?

俺は近藤に背中を押された

「行ってこい」

笑顔で言う近藤に俺は

「ありがとう」

と、言って走った

どこに居る?桃香……無事でいてくれ