私の気持ちに気づいて…

「今日、私と……その……で、デートしてくれませんか?」

真っ赤な顔で上目遣いに俺を見る桃香はすっごく可愛い

デートに誘ってくれるなんてすっげぇ嬉しい

俺はにやけてしまう口を何とか堪える

『勿論』そう言いたい

なのに、口は思ってもいない事を言った。

「は?お前、今の話聞いてた?
 聞いてて誘うとかマジでうぜぇ」

そう言うとショックを受けたような顔をする桃香

違う!こんな事言いたいんじゃない!

なのに……口が……上手く動かない