私の気持ちに気づいて…

家の前にうずくまっている影があった

もしかして……

「……る、瑠衣?」

そう声をかけるとその影はばっと顔を上げて

私の顔を見るなり私に抱きついてきた

「馬鹿!馬鹿桃!心配したんだからな!
 ………無事でよかった」

瑠衣の体は冷えきっていた

ずっと家の前で待っていてくれたんだ

私は、ぎゅっと抱きしめ返して

「心配かけてごめんね、瑠衣。
 心配してくれてありがと」

と、言うと瑠衣は笑顔で頷いた