結局、朝になって、パパに起こされ、朝ごはんを食べたら強制的に車に乗せられた。






「はぁ。」






「カンナ、もう諦めなさい。
  




何をどうあがいても、その傷は抜糸して消毒しなきゃならないから。」






もう嫌・・・・・・。






病院に近づいていく車から今すぐにでも降りたいと思うけど、どうせパパに捕まっちゃうし。





はぁ。