カンナの病室へ向かった実加。






「おはよう、カンナ。」






努めて明るくしようと心がけ、実加はカンナの病室に入った。






「あれ?」






カンナはベッドにいなかった。







実加はすぐにカンナがいなくなったと感じた。  






そして、慌ててナースステーションに向かった。