ドクター2


「ヒッ・・・・・・ヒック・・・・・・ゲホ。






ヒクッ・・・・・・ゲホっゲホゲボゲホっ!!!」







喉が乾いてる。咳が続きそう・・・・・・。






「ゆっくり吸って。吐いてー。」






医者の顔になるパパ。






なんか嫌・・・・・・。






「触らないでっ!!!ゲホっ!



  


ハァハァハァハァハァハァ、ゲホゲホゲホ!!!」







いよいよ止まらないかもっ!






苦しぃ・・・・・・。






「カンナっ、吸入するからしっかり吸って!」






これ嫌だよ・・・・・・。






でも・・・・・・抵抗できない。






マスクが口にかかる。






「ゲホっ!!!ゲホゲホゲホ!!!」







「カンナ!慌てるな。ゆっくりしっかりと吸って。」






「むっ・・・・・・ゲホゲホゲホ、りっ!!!







ハァハァハァハァハァハァ。」





なんだか今までにない程苦しいかも。






前にもあったけど、その時は意識がなくなったから、そこまで苦しいと思わなかったけど・・・・・・。




こんなに苦しいの?喘息って・・・・・・。






「ゲホゲホゲホゲホゲホゲホゲホっ!!!」








「カンナちゃん落ち着くよ。」







気づくと青木先生がいた。






パパも青木先生も、急いでることがよく分かる。





私にも分かる・・・・・・。






結構ヤバいってこと。こんなことを考えてるけど、咳は止まらない。







吸入が全くうまくできないから、注射に点滴に。口にはマスクが付けられたまま。





咳が出るたびに体が動く。






いい加減疲れた・・・・・・。







肺が痛いよ。喉も熱い。





頭も痛い・・・・・・。







「カンナっ!?カンナっ!?」






パパの声だけが聞こえながら、私は気を失った。