「ヒッ・・・・・・ヒック・・・・・・ゲホ。
ヒクッ・・・・・・ゲホっゲホゲボゲホっ!!!」
喉が乾いてる。咳が続きそう・・・・・・。
「ゆっくり吸って。吐いてー。」
医者の顔になるパパ。
なんか嫌・・・・・・。
「触らないでっ!!!ゲホっ!
ハァハァハァハァハァハァ、ゲホゲホゲホ!!!」
いよいよ止まらないかもっ!
苦しぃ・・・・・・。
「カンナっ、吸入するからしっかり吸って!」
これ嫌だよ・・・・・・。
でも・・・・・・抵抗できない。
マスクが口にかかる。
「ゲホっ!!!ゲホゲホゲホ!!!」
「カンナ!慌てるな。ゆっくりしっかりと吸って。」
「むっ・・・・・・ゲホゲホゲホ、りっ!!!
ハァハァハァハァハァハァ。」
なんだか今までにない程苦しいかも。
前にもあったけど、その時は意識がなくなったから、そこまで苦しいと思わなかったけど・・・・・・。
こんなに苦しいの?喘息って・・・・・・。
「ゲホゲホゲホゲホゲホゲホゲホっ!!!」
「カンナちゃん落ち着くよ。」
気づくと青木先生がいた。
パパも青木先生も、急いでることがよく分かる。
私にも分かる・・・・・・。
結構ヤバいってこと。こんなことを考えてるけど、咳は止まらない。
吸入が全くうまくできないから、注射に点滴に。口にはマスクが付けられたまま。
咳が出るたびに体が動く。
いい加減疲れた・・・・・・。
肺が痛いよ。喉も熱い。
頭も痛い・・・・・・。
「カンナっ!?カンナっ!?」
パパの声だけが聞こえながら、私は気を失った。



