気づくと夕方の回診になっていた。
「カンナ、起きろ。」
ん?パパ?
目を開けるとパパがいた。
「はぁ、熱出して。
夜更かしするからだぞ。」
起きて早々説教・・・・・・。
久しぶりのパパだけど、布団を被って無視した。
だけど、いつものように布団を取られた。
「そうやって青木先生にもわがまま言ってるんだろ?カンナ!?」
大きな声に一緒にきていた看護師さんが驚いた表情をしている。
「・・・・・・。」
「いい加減、病気と向き合いなさい。」
「・・・・・・。」
「黙ってないで何かいいなさい!」
「なんで私なの!?
今まで健康な体だったのにっ!!!
こんな体、いらない!早くここから出たい!」
溜まっていたことが一気に出てきて、気づくと涙がこぼれ落ちていた。
「・・・・・・カンナ、辛い想いをさせて悪かったな。」
突然、パパの顔が悲しそうになった。
違う・・・・・・。
謝って欲しいんじゃない。
なんでパパもママも、そんな顔するの?
辛いのは自分みたいな顔して。
私がすごく悪者みたい。



