ドクター2


気づくと夕方の回診になっていた。






「カンナ、起きろ。」






ん?パパ?






目を開けるとパパがいた。






「はぁ、熱出して。






夜更かしするからだぞ。」






起きて早々説教・・・・・・。







久しぶりのパパだけど、布団を被って無視した。






だけど、いつものように布団を取られた。






「そうやって青木先生にもわがまま言ってるんだろ?カンナ!?」






大きな声に一緒にきていた看護師さんが驚いた表情をしている。






「・・・・・・。」






「いい加減、病気と向き合いなさい。」






「・・・・・・。」







「黙ってないで何かいいなさい!」






「なんで私なの!?





今まで健康な体だったのにっ!!!






こんな体、いらない!早くここから出たい!」






溜まっていたことが一気に出てきて、気づくと涙がこぼれ落ちていた。





「・・・・・・カンナ、辛い想いをさせて悪かったな。」






突然、パパの顔が悲しそうになった。





違う・・・・・・。





謝って欲しいんじゃない。





なんでパパもママも、そんな顔するの?





辛いのは自分みたいな顔して。







私がすごく悪者みたい。