ドクター2


気付くと部屋に戻ってベッドに寝かされていた。

 




隣では青木先生と看護師さんが何やら騒がしそう。






自分のことでバタバタしてるんだるけど、人事に思えてくる。






「カンナちゃん、ほらちゃんと大きく息を吸って。」






青木先生が私の口元にマスクを当ててきた。 






少し吸ってみると、







「ゲホッゲホゲホゲホゲ!」






何?この匂い。






胸が詰まるような匂い。  






それに、口元に当てられたら、息吸う度に入ってくるから、苦しいよ。





もうこれ以上吸いたくない・・・・・・。






「ダメだよ、しっかり大きく吸って。






顔を背けないで。」






そんなこと言ったって・・・・・・。    






「ゲホゲホゲホゲ!







ゲホゲホゲホゲ!」






咳が出てきて苦しいよ・・・・・・。