両片想い









「迷惑じゃなかったらでいいんだけど、うち…くる?」








「え?」








明らかに驚いた顔をした怜於。








「ほら!わたし一人暮らしだし、

家賃も半分ずつにすればいいし、

足らなかったらわたし払えるし、

一人より寂しくないし!

勇太や悠花や真子には兄弟いるしさ!

住むにはいい条件だと…

おもうし…?」