『うーん……。』


同じ所を何度もウロウロする。


ネックレスってこんなに種類あるんだな。
あり過ぎて逆に悩む。


「怜央くん、無理しなくて良いんだよ?」


『言ったからには俺が選ぶ。
待たせてごめんな?』


優柔不断な俺に付き合わせてしまっている。


「ううん!
私は選んでくれるだけで嬉しぃ/////」


モゴモゴと俯く琉月ちゃんは破壊的だ。


『……その顔、駄目だって/////』


俺も伝染してしまった。


「わ、私は他の雑貨とか見とくね!」


そそくさと離れた琉月ちゃんは
可愛らしい雑貨物を見に行った。


『さてと、どれにしますかね。』


キラキラと光るネックレスと見つめ合った。