「男の子ってやっぱり居づらい…? ごめんね、出よっか!!」 俺が嫌がってると思ったのか 店から出ようとする琉月ちゃん。 『待って、折角のデートなんだからさ。 俺に選ばせてよ。』 柄にもない事を言ってしまった。 言って少し恥ずかしくなって顔を背ける。 「うんッ!!」 でも、君が嬉しそうに笑うから良しとしよう。