君の涙を拭うのは



カランカラン…


扉に付いてる鈴が軽やかに鳴る。


『女子が好きそうな店だね。』


「いつもここで買うんだ♪
雑貨もあって、楽しめるし!」


店の雰囲気は優しい感じで、
ほんのりアロマの香りがする。

主張してなくて落ち着く。


『うん、見事に女しか居ないね(笑)』


俺以外の客は女しか居なかった。
まぁ、覚悟はしてたからそんなに気にならない。