君の涙を拭うのは



「はい!お二人さん!!ジュース♪」


蝶舞がジュースを渡して来た。


『え?あ、ありがと。』


俺は頼んでないんだけど?


「蝶舞ちゃん、ありがとー♪」


「良いって事よ!
それにしても初おデートですかい( ´థ౪థ)」


「な、なんで知って!?」


「良いの、何も言わなくても分かる…。
私には未来が見えるのです。」


『ほー?じゃあ、なんか予言して。』


無茶ぶりを言ってみた。


「えっとですねー…。
二人は良い関係になるでしょう。以上!!」


『短っ!』


蝶舞って見た目派手だけど良い子なんだよな。
なんか柄が悪いって思われてるみたいだけど。
冗談が面白いのにな?


「良い…関係って/////」


「おや、琉月さん?顔がお赤いですよ??
なんでだろー?なんでだろー??
それは照れてるから〜♪♪」


廊下で歌うなよ。
注目浴びてんじゃねーか(笑)