君の涙を拭うのは



琉月side


「……夢…じゃないよね?」


履歴を見ると怜央くんと通話してた事が
しっかりと表示されている。


"二人で見に行かない?"

"約束な。"


『むひゃーーーー/////』


うさちゃん抱き枕を抱き締めて、寝転がる。


怜央くんと電話するだけで緊張するのに
二人でデート?デートなのかな!?

するなんてーーーー!!


「ふわわ/////
何を着て行こうかな!
まだいつか決まってないけど!!」


女の子らしくスカートかな?
それともパンツ?んー!どうしよう!!


好きって気付いてから
怜央くんにどう見られてるか気になる。


「先ずは一歩を踏み出しましたぁ!」


その夜は興奮状態で寝不足となりました。


琉月sideEND