『琉月ちゃん、メアド教えて?』


昨日聞けなかったから言ってみた。


「う、うん!私も思ってた!!」


思ってくれてた事に嬉しく思う。


「俺にも教えてぇーな♪」


コイツさえ居なかったらもっと嬉しかった…。


「琉月!私も〜!!」


「ちょ、ちょっと待ってぇ!」


琉月ちゃんの周りに俺、永、蝶舞が集まる。


「えーっと、登録出来たかな?」


『うん、出来た。』


フォルダに琉月ちゃんの名前がある。


『これでいつでも連絡出来るね。』


それだけなのに嬉しかった。