君の涙を拭うのは



" 怜央くんは友達第一号なんだから! "


豊に責められない様に嘘を言った。

でも、
琉月ちゃんは訂正して豊に訴えた。


「友達?また冗談言わないでよ。」


『冗談じゃないよ。』


琉月ちゃんの頭に手を乗せ、優しく撫でる。


『俺ら仲良しだから。』


豊に向かって微笑むと、


パシンッ!


「豊!?」


強烈なビンタをされた。