「席に着いたな。 君達は試験で素晴らしい成績を残した。 これからの高校生活、 メリハリを持って楽しんでくれ!」 なんとも短い挨拶が終わり、 学園を回る事になった。 「ねぇねぇ!怜央くぅ〜ん♡ 一緒に回ろぉ〜??」 来たよ、お決まりのブリっ子が。 笑顔の仮面を貼り付けて、 『ごめんね、友達と約束してるから。』 早々に席を立った。 今時、あんなブリブリ居るんだな。 あれに騙される男は馬鹿だ。