「もっと優しく出来ない訳!?」 『鼻血ん時は下向くな。 皆そうしがちだけど、駄目なんだからな。』 「そうじゃなくて…あー……もう良いわ。」 反論する気が失せた。 『で、何をボーッとしてたんだ? バスケ最中に豊らしくもねぇ。』 「別に…関係ないでしょ。」 アンタの事考えてたなんて言えないし、 言いたくもないんだから。 こう思っちゃう所が可愛くないんだろうね。 ヒヤッ! 「冷た!何!!??」 『ん、好きなんだろ?』 手渡されたのは大好きな苺ミルク。