琉月side あれ?私、今なんて言った?? 怜央が驚いた顔で私を見てる。 " 怜央も離れてくの……?" 「じょ、冗談冗談!!」 裾から手を引っ込める。 重い女って思われたかな……。 『んー…。 じゃあ、帝だったら琉月を月に返さなくて 彦星だったら天の川泳いで毎日会いに行くよ。』 「え?」 その言葉に怜央の顔を見ると無邪気に笑ってる。 『そしたら離れ離れにならないだろ?』 「ッ/////」 嬉し過ぎて恥じらいも忘れて抱き着いた。 琉月sideEND