君の涙を拭うのは



「あの〜…御二人さん。

時と場所を選んで
イチャコラして欲しいんやけど。」


「次いでに人目も気にしてね〜♪
見てるこっちがニヤけちゃうから♡♡」


永は呆れ気味、
蝶舞は止めるように言ってるつもりだけど
顔はニヤっぱなしで説得力がない。


『琉月は俺のって見せ付けてんだよ。』


「お、俺の/////」


「琉月ちゃんは純粋やんなぁ♪

代わって怜央はなんやねん!
初め見た印象クールなんかなぁ〜って
思っとったのに全然やんか!!」


俺の事を勝手にイメージして、
それが外れた事に怒り出した。


『想像で決めつけんなよ。
逆にお前は想像通りで不愉快だ。』


「確かに!
菅原くんってヤンチャなイメージだよね!!
そして、期待を裏切らない(笑)」


肌は焼けたのか、それとも地黒なのか。
無駄に良い笑顔なんだよな。

見てて自分がひねくれてるって分かる。
そんな事言えねぇけどな?