君の涙を拭うのは



『友達として仲良くさせて貰うよ。』


先ずは…ね。


「不束者ですが!」


「琉月!駄目だからね?絶対だからね!?」


「同じクラスなんだから〜…。

豊って中学の時も
そう言って男子から遠ざけたよね。

おかげで彼氏出来なかったんだから!」


「アンタは男を甘く見てんのよ!
こんなタラシとなんて!穢れる!!」


相当嫌われたのか初対面の俺をディスる。