「は、腫れてない?
本当に赤くなってるだけ…?」
『うん、兎みたいに赤くなってるだけだよ。』
「え!?それって喜ぶ所…なのかな?」
喜ぶべきなのか怒るべきなのか
少し困惑顔の琉月ちゃん。
『可愛いよ。』
そう言うとポン!っと顔を赤らめる。
なんでこんなに可愛いんだ!
「え、えっと…。」
『ん?』
腕の中でモジモジし始めた。
「さっき…「琉月」って呼び捨てした……よね?」
『あの時は必死だったから。
そのおかげでドア蹴破れたし。』
「わ…たしも怜央って言っても良いかな!」
……もちろんですとも。
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