琉月side
「美華ちゃん…からね?
「話がある」って言われてついて行ったの。
本当は断ろうとしたんだけど、怖くて…。」
断れない雰囲気を醸し出してたから。
「それでここに来て。
後からさっきの人達が入って来て、
美華ちゃんが「ヤっちゃって。」って…。」
私の言葉を聞いて皆の顔が引き攣った。
「な、何もされてないからね!?
その前に皆が助けてくれたし!!!」
『良かった…永、ありがとうな。
お前が居なかったら見付けられなかった。』
「せやろ〜?」
もし、皆が助けに来てくれなかったら
私は今頃どうなっていたんだろう。



