「よ、良かったぁ…。」 『琉月ちゃん!』 ヘナヘナと床に座り込んだ琉月ちゃん。 「怜央くん…殴っちゃうかと思ったよ。」 自分の方が怖い思いをしたのに あんな奴の心配をしているなんて…。 『優し過ぎだろ…。』 ガァーン! 「はいはい、君達少し待ってね?」 「コソコソ逃げようとするなんて小虫ね。 さっきの女との関係を聞かせて貰う。」 「今時の女ん子はパワフルやんなー! 男の出番無しってありえへん!!」 蝶舞が一人、豊が二人を取り押さえていた。