「心配なんかいらない。 琉月と怜央が両想いだったのは 誰が見ても分かってたし。」 私は一時の感情と友達。 「どちらを選ぶ?」と聞かれたら 迷わず友達を選ぶ。 「ふ〜ん…ええ子なんやなぁ。」 「何それ。」 「俺は琉月ちゃん一筋や! せやけど今だけやったら胸貸すで!?」 「私的にそれは琉月一途とは言えない。」 後ろでうーん…っと考え込む声が聞こえる。 「でも、背中借りるわ。」 私の体重を後ろに預けた。 豊sideEND