君の涙を拭うのは



「ね、狙われて?」


『うん、気づいてなかったね?』


予想通りで不安だ…。


『まぁ、他は俺が蹴散らすとして。
問題はアイツらだ。』


「あ……あそこに居るのって…(汗)」


琉月ちゃんを今迄守ってきた番犬。


『…どう見ても怒り狂った豊だ。』


「つ、角が見えるー!!!!」


遂に来たんだ、避けては通れない道に……。