思い出したくないけど、忘れたくない。 大好きなお兄ちゃんのことは。 すごく怖かった…もう忘れてしまったほうがいいのかもしれない。 あんな優しかったお兄ちゃんはあたしを守ってくれた。 でも本当ならいなくなるべきだったのはあたしだったのかも。 父も母も口を揃えて言うようになった 「あんたが代わりに…」って